去る令和7年9月21日(日)に松山市男女共同参画推進センター 視聴覚室Bにて、会場とzoomを用いたハイブリット形式で 第2回生涯研修会 《頭皮鍼実践講座》を開催した。講師には、中国鍼灸整体院長、東洋医療専門学校教員の孫 杰(そんじえ)先生をお迎えして、「明日の臨床にすぐ使える頭皮鍼の活用法と題して、午前は頭皮鍼の基礎理論の講義、午後からは症例の紹介とグループに分かれての頭皮鍼の実技を指導していただいた。
今回ご紹介して頂いた焦氏頭皮鍼法は、伝統の「募穴」の働きから考案された方法で、1971年3月1日公表された治療法である。焦氏頭皮鍼のメカニズムについては、解剖生理学の「大脳機能局在」に基づいた治療法で、この大脳機能局在」の頭皮反射エリアに刺激することで、脳内へ伝わって、人体機能の調整につながるとされている。頭皮鍼は現代医学では治療が困難とされている様々な脳疾患に対して比較的良い効果があるとされている特殊鍼法である。
今回研修した頭皮鍼は比較的簡便に活用できる方法である。明日からの臨床に役立てていただければ幸いです。
参加者は、46人(会員:会場12人、オンライン10人、会員外:会場13人、オンライン11人)でした。(文責:越智)
2025.09.30