去る令和4年3月6日(日)に愛媛県生活文化センターを配信場所として、前半ははりきゅう市民公開セミナー、後半は学術研修会という無料オンライン講座を開催した。
今回の研修会には、主に鍼灸と漢方薬を中心に診療を行っている新宿漢方クリニックの川並汪一院長(一般社団法人老人病研究会会長、日本医科大学名誉教授)をお迎えした。
前半の《東洋療法健康フェア》はりきゅう市民公開セミナーでは、「現代医療になぜ鍼灸と漢方薬が必要なのか」、サブテーマとして「高齢者の病気には東洋医学がベストです」、後半の学術研修会では、「メンタル疾患に対する鍼灸と漢方薬の活用法」、サブテーマとして、「東洋医学のキャパシティは西洋医学を補完する」というテーマでお話していただいた。
誰もが健康長寿を願っているのですが、健康長寿を達成するためには鍼灸や漢方薬による治療も必要で、西洋医学にプラスして、鍼灸や漢方薬を取り入れることで、治療効果や患者の満足度を高めることができるという内容でした。ご自分のクリニックでの臨床結果では、特にメンタル疾患に対してより高い効果が見られたとご紹介していただきました。
参加者は、32名(うち会員外21名)でした。