会長挨拶
本会ホームページをご覧いただきましてありがとうございます。
私は、令和3年度総会において公益社団法人愛媛県鍼灸師会の会長になりました。私ども公益社団法人愛媛県鍼灸師会の会員は、愛媛県下において鍼灸の国家免許保有者が集まり、学術・技術・ボランティア活動などの公益目的事業を行う、営利を目的としない鍼灸師です。
対外的には、はりきゅう市民公開セミナー・はりきゅう健康講座・鍼灸まつり・愛媛マラソンボランティア・お大師さんお灸接待の会・親子スキンタッチ教室・高齢者介護運動等の事業を行っております。私たちの活動をご存じの方もいらっしゃるでしょう。
本会の具体的な活動内容は、
- 公1学術研修活動 内外の講師を招き月例研修会・学術大会を開催し、臨床に役立つ講演ならびに実技教習を行っています。
- 公2広報・普及活動 広報誌として『はりきゅう愛媛』を発行し、鍼灸の広報と普及等の情報提供に努めています。上記のボランティア活動も行っています。
- 公3医療保険取扱 等の活動をして県民の皆様の健康と福祉の向上、また、我々鍼灸師の資質向上を目指していますので、皆様ご支援ご指導をお願い申し上げます。
さて、鍼灸医療は古くて新しい治療体系です。中国3,000年の昔から現在まで連綿と引き継がれている経験医療です。鍼灸はこれから先も、医療・介護等多方面にわたり大きな役割を担っていくと思われます。また、人生100年時代に向け医療と高齢者の自立支援を目指す、また乳幼児期にも対応できる小児はり等、昨今非常に注目されており、これからの医療を考える上で無くてはならないものとの認識が高まっています。
最後に、鍼灸師の資格を持ちながら本会に未入会の皆様。我々愛媛県鍼灸師会の会員一同は、皆様の入会をお待ちしています。皆様と力を合わせながら、県民の皆様の健康増進・維持健康寿命の延伸・自立支援等活躍の場はいくらでもあります。一人の力は微々たるものでも、皆の力を結集すればやがて大きな力となります。力を合わせ頑張りましょう。
法人概要
名称 | 公益社団法人 愛媛県鍼灸師会 |
代表理事 | 永易 賢一郎 |
創設年月日 | 昭和55年 |
所在地 | 〒792-0888 愛媛県新居浜市田の上二丁目16-52 |
組織図 | こちらよりダウンロード(101KB) |
愛媛県鍼灸師会の歩み
昭和21年 | 愛媛県鍼灸師会誕生(発足) |
昭和47年 | ■愛媛県鍼灸師会再建発会式(会員数33名)を今治市商工会議所蛍雪会館にて開催 ■越智新一会長を選出 ■この年より月例研修会を開催 |
昭和48年 | 日本鍼灸治療学会愛媛支部が結成され、会員全員が入会 |
昭和50年 2月 | ■日本鍼灸医学会愛媛地方会結成の発会式開催 ■第1回愛媛鍼灸学術講演会開催(於:松山市道後「川吉ホテル」) |
昭和50年 4月 | 会員6名訪中団に参加し、実技研修を受講 |
昭和50年 11月 | 愛媛大学文化祭に於いて鍼灸展開催 |
昭和51年 | 日本鍼灸会館建設資金拠金、全員参加 |
昭和52年 8月 | 愛媛県鍼灸師会発足 30周年記念式典(於松山市道後「川吉ホテル」) |
昭和52年 10月 | ■第5回国際鍼灸学会東京大会が開催され、13名が参加 ■「愛媛鍼灸」会誌発刊 |
昭和54年 10月 | 第29回日本鍼灸治療学会全国学術大会を松山で開催 (於松山市民会館及び奥道後ホテル) |
昭和55年 4月 | 社団法人愛媛県鍼灸師会発足式典及び記念祝賀会開催 (於道後「川吉ホテル」)55年11月 |
昭和55年 11月 | ■愛媛大学医学部に於いて解剖学実習(2回)を受講(34名参加) ■鍼灸師会の統一型の「鍼灸カルテ」を作成し配布 |
昭和56年 | ■解剖学実習(6回)を受講、1班(2年生)32名、2班(1年生)25名(於愛媛大学医学部) ■生活保護法による鍼灸治療の実施を県と契約 |
昭和57年 | 解剖学実習(2回)、発生学研修(4回)を愛媛大学医学部にて受講 |
昭和57年 11月 | 月例研修会10周年(100回)記念講演会開催(於「婦人会館」「にぎたつ会館」) |
昭和57年 12月 | 第1回鍼供養を開催 |
昭和58年 | 愛媛県市町村職員共済組合員の鍼灸施術取り扱い開始 |
昭和59年 8月 | 高知へ研修旅行(31名参加) |
昭和60年 5月 | 医療事業功労者の厚生大臣表彰、越智新一会長が受賞 |
昭和61年 | エイズ研修会(2回)、エイズに関する冊子を配布 |
昭和62年 | 愛媛県保険環境部防疫課による「B型肝炎感染防止対策研修会」に全員参加 |
平成元年 10月 | 社団法人設立10周年記念式典及び記念祝賀会開催 (於道後「にぎたつ会館」) |
平成2年 8月 | 中四国鍼灸師会ブロック会議開催(於道後「にぎたつ会館」) |
平成3年 4月 | 「厚生大臣指定講習会」の開講式を開催し、1年間に亙る講習会を開始 |
平成5年 6月 | 中四国ブロック学術研修会開催(於えひめ共済会館) |
平成5年 10月 | (社)日本鍼灸師会実施の専門領域研修制度「スポーツ傷害」研修会開始 |
平成6年 6月 | 専門領域「スポーツ傷害」研修会を終了し、閉構式開催 |
平成7年 4月 | ■越智新一会長が会長退任 ■新会長に池田啓二副会長を選出 |
平成8年 10月 | ■(社)日本鍼灸師会実施の専門領域研修制度「老年医学」研修会開催 ■東洋療法研修試験財団指定の「8年度生涯研修会」開始 |
平成9年 11月 | 池田啓二会長が厚生大臣表彰を受賞 |
平成10年 3月 | 専門領域「老年医学」研修会閉講式及び財団指定「9年度生涯研修会」終了 |
平成10年 5月 | 介護支援専門員(ケアマネジャー)養成のための連続講座を開く |
平成10年 8月 | 労災保険の取り扱い協定の締結 |
平成11年 3月 | 財団指定「10年度生涯研修会」終了 |
平成11年 11月 | 社団法人設立20周年記念式典及び記念祝賀会開催 |
平成12年 5月 | (社)日本鍼灸師会50周年記念式典参加(5月29日) |
平成12年 9月 | ■厚生大臣表彰(越智睦美相談役)、労働大臣表彰(板谷靜一副会長)、祝賀会開催(6月4日) ■中国・四国ブロック会愛媛会議を9月9日(土)、10日(日)「道後にぎたつ会館」で開催 |
平成14年 3月 | 「第1回えひめ鍼灸まつり」を3月10日(日)に松山市民会館にて開催、入場者数84名 |
平成14年 7月 | 「はり灸保険取り扱いマニュアル」の作成と全会員への配布 |
平成15年 3月 | 「第2回えひめ鍼灸まつり」を3月9日(日)に新居浜市にて開催、入場者数84名 |
平成15年 4月 | (社)日本鍼灸師会専門領域「婦人科疾患」研修会を回航(9回開催) |
平成16年 3月 | 「第3回えひめ鍼灸まつり」を3月21日(日)今治市にて開催 |
平成16年 6月 | 大口俊徳氏(日本鍼灸師会保険局長)による特別保険講習会「健康保険による鍼灸施術の現状と今後の課題」を開催 |
平成16年 7月 | 恒石真氏(徳島県鍼灸師会会長)を招き青年部集会「親子スキンタッチの実際(家庭でできる小児はり)」を開催 |
平成16年 10月 | 専門領域「婦人科疾患」研修会終了 |
平成17年 3月 | 「第4回えひめ鍼灸まつり」を3月20日(日)に松山市にて開催 |
平成18年 3月 | 「第5回えひめ鍼灸まつり」を3月12日(日)に四国中央市にて開催 |
平成18年 9月 | 「第6回えひめ鍼灸まつり」を9月21日(日)に西予市にて開催 |
平成19年 4月 | 池田啓二会長が退任し名誉会長に就任、板谷靜一副会長が新会長に就任 |
平成19年 5月 | (社)日本鍼灸師会専門領域「鍼灸医療リスクマネージメント」研修会を開講 |
平成19年 9月 | 「第8回えひめ鍼灸まつり」を9月28日(日)に松前町にて開催 |
平成19年 11月 | 池田啓二名誉会長が秋の叙勲で「旭日双光章」を受賞 |
平成21年 1月 | 越智睦美名誉会員(元本会副会長)が叙勲で「旭日単光章」を受賞 |
平成21年 2月 | 池田名誉会長「旭日双光章」を受賞記念式典、祝賀会を開催 |
平成21年 4月 | 板谷靜一会長が退任し相談役に就任、石藏正男副会長が新会長に就任 |
平成21年 4月 | 定例総会で公益社団法人への移行計画案及び「公益社団法人愛媛県鍼灸師会定款」案を承認 |
平成21年 9月 | 中国・四国ブロック会愛媛会議を9月20日(日)、21日(月・祝日)に「国際ホテル松山」にて開催 |
主な事業内容
学術研修会
愛媛県鍼灸師会独自に、月例研修会・秋季学術大会を開催しています。内部・外部講師を招き、臨床に役立つ講演ならびに実技指導をおこなっています。
また本会では、進歩する医学に対応するため、会員自らの意志で生涯にわたり学習する生涯研修制度や、それぞれの分野のスペシャリストを目指して専門領域(スポーツ針灸・老年医学等)の研修会も開催しています。
医療保険取り扱い
- 各市町村(自治体)や市町村職員共済組合
- 保険等で行っている鍼灸マッサージに係わる助成金、補助金制度等に関する活動
- 労災保険取り扱い ・・・ 労働基準局との協定により、指名指定機関施術所としての登録手続きを行っております。
- 県知事との協定により、生活保護法による鍼灸施術摘要
- 自賠責保険(交通事故)取り扱いに関する活動
- その他、保険に関する講習会及び保険取り扱いに必要な用紙の頒布等も行っております。
広報活動
会誌として『愛媛鍼灸』を発行しており、本会と会員の意志の疎通を図るとともに重要な情報の提供に努めています。
共済活動
国民年金制度(鍼灸師)
普及活動
キャンペーン用のポスターやパンフレットを配布したり、厚生省後援の学術講習会のビデオや本会蔵書の書籍を貸し出しています。
青年部活動
入会時に45才未満の会員は、青年部会員に登録されます。
また、毎年開催される青年部の全国集会にも参加しています。
関連団体
- 公益社団法人 日本鍼灸師会
- 公益社団法人 全日本鍼灸学会